先生とおじいちゃん / Pentax K-x
左が先生。右は…おじいちゃん。齢90。
話は長くなるが
この話は4月のある日。
僕はブラブラと浜町のあたりを歩いていた。
ま、正確には愛車のリトルカブに乗ってなんとなくブラっと運転して、
気になったところで止まって、写真を撮っていた。
一人で写真を撮りに行く時は、どちらかというと集中している時間が好きで、
誰かとしゃべりたいとか、コミュニケーションを楽しむってな行為はそれほど望んでいない。
で、そんな僕がブラブラしてたら急に声がかかった
「あなたもおやりなさい」
「おいきなさい」ってな釈さんのドラマがあったような気がするが、
きゅうに「おやりなさい」ってなんだよ。
といっても一人の時に歩いていて、
遠くで呼ぶ声がしてもそれが自分の名前でもない限り、他の人の会話だと思うのが常。
そう思ってたけど、ちょっと見まわしてみて手招きしていたのが写真のおじいちゃん。
「え?僕?」
と、まるで絵に描いたように自分を指差した僕はきっと間抜けな顔だった気がする。
なんか絵が無いとわからないと思うから、、
写真で解説します。
おじいちゃん達はこの公園を縄張りにしているらしく、特にこの健康の小路なるものが大のお気に入り。
曰く
「私は90。この道のおかげ。」
で、一緒におやりなさいと。
2週しました。
カメラ満載のリュックを背負いながら。
写真撮ってもいいですか?
実はいつか言ってみたかった言葉。
人見知りしないんだけど、カメラを向けるのがちょっと緊張するんです。
向けられるのは平気。
で、いつも言いだせそうで、、、言えなくって。
ついにいってみました!
「しゃ、しゃしゃしんとっていいですか?」
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耳遠いみたいでした(笑)
で、最終的には通じて撮らせてもらったのがこの一枚。
おじいちゃん達、なんかいい顔。
どうして左のおじいちゃんが先生かは、、よくわかんなかった(笑)