麻布善福寺の今と昔を写真で見比べてみますね。
以前、麻布の善福寺を訪れた後に古写真の使用許可を長崎大学付属図書館に申請していたんですが、ようやく許可書がかえってきたので、掲載します♪
天長元年(824)空海(弘法大師)が創建したと伝えられる真言宗の古刹。中央手前が山門で奥が本堂。左手前は「逆さ銀杏」(現存し東京で最大の銀杏)。安政6年(1859)6月、日米通商条約締結によりアメリカ公使館になり、初代公使としてハリス(Townsend Harris)が駐在した。アメリカ公使館は明治8年(1875)、築地明石町に移るまでここにあった。本写真はベアト(Felix Beato)が来日直後の文久3年(1863)に撮影したもの。この年水戸浪士の放火で書院などが焼失する。
文久三年というと、新撰組の前身「浪士組」が京都に到着した年。
丁度幕末の動乱期ということですね。
ヒュースケンは元年に暗殺されてますし、ハリスは文久2年に領事を辞任していますのでちょうどその後ころの写真ということになるでしょうか。
ということで、これからのブラ○モトシは、古地図と古写真を交えて紹介してきたいと思います~♪
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↑この150年後に棍棒みたいな巨大マンションが建つことを誰が予想しただろうか!?