file.007 Olympus camedia X-350 / 2004年 / 3.2Mpx
オラッ!熊本です。孫悟空じゃないよ、これ挨拶だよ。
今日は2004年のオリンパスX-350をご紹介★
オリンパスはそれまで発売してた「Camedia Cシリーズ」とは別に高級機になる「Xシリーズ」を作ったんだ。
XはX-1、X-2、X-3ていう上位機種。金属外装のイカしたヤツなんだよ。
それからX-***。三ケタシリーズは実はC-300からの後継機なんだって。
C-400はもっと昔の35万画素機だから…。あーややこしい!
まぁとにかくオリンパスで「X」と聞くと、1979年発売コンパクトフィルムカメラ「XA」シリーズを思い出すね。
1ケタ台は高級感ある感じだけど、3ケタ台はプラスチック外装の普及版。
シャッター押せば撮れるよ!
外観や、コンセプトは「XA」よりも「μ(ミュー)」シリーズに近いかもね~
スペック
有効画素数 | 3.2Mpx 320万画素 | 撮像素子 | CCD(たぶん1/2.5型) |
レンズ名称 | オリンパスレンズ | ズーム倍率 | 光学3倍 |
焦点距離 | 5.8mm~17.4mm | 35㎜換算焦点距離 | 35mm~105mm |
F値 | F3.1~F5.2 | レンズ構成 | 3群5枚 |
ファインダー | 実像式ズームファインダー | 液晶モニタ | 1.8型(インチ)TFTカラー液晶 |
最短撮影距離 | 50cm~ | マクロ最短撮影距離 | 20cm~50cmスーパーマクロ:7cm |
露出方式 | P・シーンモード5種 | フォーカスモード | iESP AF/スポットAF |
AEB(BKT) | × | 連写 | 約1.5コマ/秒 |
シャッタースピード | 1秒~1/1,000秒(夜景モード時:2秒まで) | バルブ撮影 | × |
ISO感度 | AUTO( ISO約80~約400 ) |
外観はフィルムカメラの「μⅡ」にそっくり!
オリンパスは武骨なカメラよりも、流線形をうまく使ったスタイリッシュなカメラが多いよね。
スペックは普通だし、マニュアル撮影はできないから本当に押すだけ!
でもこれがなかなかキレイに撮れるんだ~
サプライ
記録媒体
xDピクチャーカード(~512MB):ちなみに熊本は間違って1GBのカード入れたらエラーで画像が全部読みとれなかったよ!ショック★
試写(プログラムオート)
ワイド端(35㎜換算35㎜)
ちょっと待ってね!
テレ端(35㎜換算105㎜)
ちょっと待ってね!
一寸一言。
フィルムカメラ「XA」「μ」と同じカプセルカメラスタイルはX-350以降はデジタル「μ」シリーズに受けつがれていくんだ。
ちなみにフィルムカメラの「μ」は2003年に最終機「μⅢ150」が発売されてるよ。
「Xシリーズ」はそのままモデルチェンジごとに形を変え続けて最後のX-750(FE-190)はいわゆる「コンパクトデジカメ」になったね。
いやもう、これ「THE脱個性」。
シルバーのなんの変哲もないFEシリーズへ以降していったんだな~
2004年には「μ-mini digital」なんかも発売されて、そのまま今でも「μシリーズ」は続いてます。
オリンパスって意外と昔のヒットを良く言えばウマいこと、悪く言えば「またかよ」的に出して来るよねー。
熊本、呆れたり感心したり大変だよっ!