コニカⅢa と Kentmere100 新レンジファインダー作戦 / Konica 3a
で、早速新しく手に入れたコニカ3aといくつかの初めてのフィルムを試しに谷中へと繰り出したわけなんですが、いやー難しいですね~。
新しいものが沢山なので、撮る場所くらい慣れた所がいいなと思って。
で、おそらく来週も行くであろう谷根千を選んでみたんです。
KonicaⅢa
まずはコニカ3a。
僕はコニカのカメラが好きなので、その中でレンジファインダーというとC35とかコニカSとかあるんですが、コンパクトなのは今回除外してたし、ゴツイクセにソコソコってのもやだし、マニュアルで露出計がないのがよかったからコレにしました。
1958年のカメラですね。
「Konica III型」のうちの一つのタイプ。「生きているファインダー」と呼ばれた。採光式ブライトフレームを採用。内容は、パララックスと画角の変化を自動修正する、画期的なものであった。
コニカの歩み 1958 | コニカミノルタ製品アフターサービス - 株式会社ケンコー・トキナー
レンズの脇のレバーを2回ガッチャガッチャ回してチャージします。
何度もクセで右上に手が回るんですが、だんだん慣れてくるとファインダーから目を離したら左手でガッチャ×2てのはできるようになりました。
ファインダーが評判通りめちゃ見やすいんですが、縦位置に構えると2重像がほとんど見えない…。
仕様なのか、個体差なのか…。まぁ横位置で合わせて縦に構えるということでカバーすることにしました。
重さは800gでデジイチのK-xよりちょい重い位。あんまり気にならなかったな~。
大きさはちょうど持ちやすい位で、総合的にとっても気に入りました。
写りは無論◎。ヘキサノン好き。
f1.8てのもあるらしいですが、僕のはf2のほうですね。
Kentmere100
次に新しいフィルムを。
まずはケントメアの100を試してみました。
100年の歴史を誇るイギリスのメーカー「ケントメア」の、ISO100・モノクロフイルム。近年イルフォードブランド製品を製造するハーマンテクノロジー社に吸収合併されたことで、日本にも流通するようになったようです。
[PY] フォトヨドバシ "RANGEFINDER" | LIVE:LEICA 「見慣れないフイルム」一斉インプレッション 〜モノクロ編〜
上のサイトにもあるけど、ネガの淡さにビックリ。
ネオパンSSに似たあわ~い色調。
だのに、粒子感たっぷり。いや粒粒すぎなんじゃないの?つー位な粒子感。
グレーの出方が好みだけど、シャドーは潰れやすい気がするな~っと。
でもなんかこう、古臭いものを撮るには丁度いい感じがしたかな。
新レンジファインダー作戦。
で、一眼からRFに持ち替えたことで、今までよりも臨場感のあるストーリーのある写真を撮るぞー!
とイキまいていったんですが、、、
まぁ最初からウマくはいきませんな。
なんせ露出もマニュアルだし、このカメラはLV方式。
絞り基準でもSS基準でもあわせられるんだけど、基本の指標がLVなので、とりあえず
「ここ!LV14」「はい、LV10」みたいな感覚で撮ることを心がけました。
それから一眼の時はファインダーを覗いてから考えてたんだけど、今回からは事前に頭で設定を準備。具体的には、、、
- 周囲からおおよその露出値を設定しておく
- 被写体(動く)発見
- 露出修正
- 構図設定
- およそのピントを目測で合わせる
- ファインダー覗く
- 微調整&シャッター
こんな感じ。
動かない被写体はもう少しのんびり撮ってたけど。
ただこれが難しいんだー
1/100とかなのに手ぶれしてんだー
まだ緊張してるんだよね、きっと。
ってことで露出やピント構図を考えるとまず写真として成立してたのが4枚…。
うー先が長そう。。。でもがんばる!
後はT-max100も撮ったのでまた今度。
それからヤシカエレクトロ×トライXも試したので、これもまた今度。
しばらくはこの3aで、、、続けてみようっと。