NaturaClassica を旅行に連れて行きたい!なのでNPモード考察(モノクロ使用)
ナチュラクラシカは2006年3月に発売されたコンパクトAFフィルムカメラ。
28㎜~56mmのズーム「スーパーEBCフジノン」レンズ搭載の高級カメラなのだ。
FUJFILM 35mm超高感度カメラ NATURA CLASSICA N
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
- 発売日: 2009/02/27
- メディア: エレクトロニクス
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このナチュラと同時に販売開始されたのがカラーネガISO1600フィルム「natura1600」
FUJIFILM カラーネガフイルム フジカラー NATURA 1600 36枚撮り 単品 135 NATURA 1600-N 36EX 1
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
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で、2006年というともうデジカメ全盛期でキャノンパワーショットG7なんて1000万画素手ぶれ補正にISO3200搭載ってもう十分なデジカメがある時代なのですね。
そんなフィルムカメラ最々後期に発売開始されたのが「ナチュラクラシカ」なのです。
(フジフィルムはこのあとクラッセという高級コンパクトを2007年にも出してます。THEフィルムメーカーとしての最後の踏ん張り。)
各社2004年くらいでフィルム機は止めてるからなかなかの踏ん張り。
ちなみにフジは2006年にはもうファインピックスのZシリーズで薄型デジカメなんかも結構売れてる状態での発売だからね~
でもまぁ自分ところの資産があるからここは粘らねばと。
まぁカメラの説明はこの辺で。
ナチュラクラシカの優れた点
なんといっても「記念撮影」に特化されたつくりってのが良い。
新しい物好きな男性よりも、雰囲気を大切にする女性向けに作ろうっていう気概が感じられますな。
まず「軽い」「小さい」ってのは基本。女の子はバッグに入らないと買わないでしょう。
そんでもって汎用性に優れていること。
外でも室内でも暗い所でも、きちんとしたプリントが出来あがってくるように出来ているのです。
だから「旅行に連れて行きたくなるカメラ」というようなコンセプト(があったかどうかは知らないけど)にバッチリかなった良いカメラなわけです。
そのキチンとした性能を引き出す為…というか無いと困るんだけど、その為に良いレンズついてるんですね~
と、いっても同等のレンズは2003年の「シルヴィF2.8」には搭載されているのでこれを進化した形。
そう!「NPモード」が開発されたのでした~
NPモード考察
ふー。やっと序盤終了。
ここからでも良かったんだけど、深く考えてたら良くできたカメラ、よく考えられたカメラだなーと思ってね、少し書いちゃいました。
そうそう、このナチュラクラシカ。販売終了したのに最近再販してるってことでちょっと話題だったんですよ。
さて、NPモード。
「NATURA 1600」フィルムをNATURAシリーズのカメラにセットするだけで、自動的に※2「NP(ナチュラルフォト)モード」に設定されます。カメラが自動的に露光量を制御し、その場の光を活かした雰囲気のある写真が撮影できます。
※2 フィルム感度ISO1600以上のフィルムでは自動的に「NPモード」になります。
ということで自動的に露出補正を±0~+2までの範囲で制御してくれるってなわけです。
これのおかげで日中でも撮れるし、暗くなってからも撮れると。
要するにこれも女の子は男性みたくバシバシ撮るってより一枚一枚大切に撮影することが多いから、一日の中で36枚撮りを交換するってシチュエーションもないんじゃないだろうかと。
それでオールラウンダーなnatura1600を開発したのだろうとね。
まぁ1本が900円近くとかなりお高いフィルムなんだけど、それでも一日1本撮るなら十分ではないだろうかという考えなのかもしれませんね。
で、ここから僕の考えたこと。本当にそうかは知らないよ。
ああ、わかったわかったナチュラNPモードの仕組み。
— モトシ (@motoshi_o) 2013, 8月 16
Natura1600をいれても日中は400扱いで撮ってて、暗いと補正で最高二段上がると見た!
— モトシ (@motoshi_o) 2013, 8月 16
で、日中は1/360のf18くらいで切ってんだ。
— モトシ (@motoshi_o) 2013, 8月 16
でで、暗いとこは二段上げて、1600相当の1/30〜1/50 f2.8〜f5.4で撮ると。
— モトシ (@motoshi_o) 2013, 8月 16
そうするとオールタイムOKのフィルムになる。
— モトシ (@motoshi_o) 2013, 8月 16
ただ実質感度1000位の扱いで現像をしてるはず。
— モトシ (@motoshi_o) 2013, 8月 16
微粒子と大粒子が織り混ざったハイブリッドフィルムのnatura1600だからできるわけだ。日中のハイキーな絵もそのおかげ。
— モトシ (@motoshi_o) 2013, 8月 16
だから普通のモノクロフィルムを使うとなると、微粒子400を増感すればデーライトよりに強くなって超高感度フィルムを使えばアベイラブルライトに強くなるはず。
— モトシ (@motoshi_o) 2013, 8月 16
ただ超高感度はデルタ3200しかないわけだ。
— モトシ (@motoshi_o) 2013, 8月 16
と、ここまで考えたところでスマホアプリからヨドバシ.comを立ち上げてAcros100を3本(これはライカ用)、それからイルフォードのHP5+ISO400とDELTA3200を購入しました。
ただここで気になってきたんだけど、ナチュラのDXコード対応は3200まで。
NPモードは1600でONになる。(ISO800でもなるらしい。)
で、3200を入れた場合は日中ISO800扱いなのだろうか?それとも400がデフォルト?
んー。
なのでISO400フィルムでDXコード改ざんして1600と思わせて後で増感と3200をそのままで普通に現像とやってみたくなったのだ。
そんなことこだわってる前にライカで撮れよ!
はい、日中はね。何度も書いてますが「大口径レンズが無いの!」
いや、普段ならスローシャッターを息止めて撮りますがね。せっかくの旅行だから失敗はしたくないでしょ!?
デジタルで撮れば?
・・・・・・。
以上とにかくまとめておきたかったナチュラクラシカの話でした。