撮るライカ と スナップショットペン1号 / Olympus E-P1 × Voigtlander SuperWideHeliar15mm
- 作者: 神立尚紀
- 出版社/メーカー: 光人社
- 発売日: 2007/02
- メディア: 単行本
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先日近所では比較的大きな図書館に行ったので「ライカ」とか「伊兵衛」とかで検索して色々本を借りて来ましたの中の一冊。
2巻目がちらっとみて面白かったのでとりあえず1巻から見てます。
ライカマニアを苔おろし時ながら「エルマリート初代のくびれがたまらん」とか書いてて「おまえもかーい!」と突っ込みを入れつつも、まぁフィルムも入れないで持ち歩くライカっつーのはさすがに僕も感心せぬわけで、それなりに共感しながら楽しくよんでます。
スナップショットペン1号
ライカの何が良いかというのはやはりシャッター音の小ささですよね。
場の雰囲気を壊さずにそっと撮影できるのは非常に重要な要素です。
僕の「スナップショットペン1号」はミラーレスのオリンパスペンに15㎜のスーパーワイドヘリアーをつけてます。
一応「Av」としてますが、本当はプログラムオートにしてあって絞りだけこっちでいじってます。
そうすると理屈はよくわからないんだけど、シャッタースピードは1/100~1/125くらいで固定されて、明るさに合わせてISO感度だけが変化してくれます。
15㎜のSWHはF8位まで絞ればもうほぼ全域、F16まできたら30cmから無限遠までピントが合うわけです。はい、これは便利です。
それでピャピャっと図書館までの道のり、、、往復。
撮ったのは50枚。フィルムで撮ってもだいたい一日50枚くらいがちょうどいいんですよね。
ちなみにこの15㎜は換算30㎜になります。
問題だったSWHのシャープネスの高さ、コントラストの強さ、シャドー潰れ気味の各難点もこの組み合わせでなんだか解消されました。
おそらく周辺の部分と中央のシャープネスの差がなんとなく気になってたんだと思うんですよ。
よって真ん中だけをくりぬいて使っているともうほとんど気にならないですね。
シャドーについてはまだ気になる部分はあるんだけど、それも周辺がないおかげで光源が少ないから(たくさん入らないから)まとまって見えるんだと思います。
例えばフィルムでも雨の日や曇りの日に使ったらもっと印象が変わるかも…と思いました。
あと、RAW現像って便利ですね。
あと、RAW現像って便利ですね。
いままで真面目に…いや今も真面目にはやってないけど僕はデジカメで撮ったモノクロの「ギャンギャン」とした白と黒の暴れ具合がどうにも好きになれなかったので今は「えーい」と彩度を下げて好みの感じが作れて結構満足してます。
一枚目は自転車に乗りながら坂道を上りきったところで先に走ってたおじいちゃんが耐えきれず自転車から降りて押し始めた所を一枚。
二枚目の女性は白の日傘にオフホワイトのブラウス、ほぼ全身真っ白な「露出泣かせ」な日傘美人でしたが、焼き込みして調整してます。
「撮るライカ」著者の神立さんも言ってますが「まずは撮影に1秒かけない工夫が大切」という意味ではこの組み合わせは半秒もいりません。手ぶれ補正もボディー側に入ってるので。
ついでに言うとファインダーは無いので35㎜用をつけて「きっとあともう少し外側が撮れるはず!」と脳内ファインダーでなんとかしてます。
28㎜ファインダーほしいな。GR28㎜だっていつか買うかもしれないし…。
2巻の方では「人物スナップ」についても触れられているので今から楽しみです。
そして「定番カメラの名品レンズ」を都合8回目のレンタルw
- 作者: 赤城耕一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2000/08
- メディア: 単行本
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この本でも「名品」と紹介されてるMiniluxの「Summarit 40mmF2.4」についても今度語りたいな~