昼の学校 夜の学校 / 森山大道
- 作者: 森山大道
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2006/08/26
- メディア: 単行本
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森山大道氏の「昼の学校 夜の学校」読みました。
いやーこうやってみんなみたいに書評っていうの?書いてみたかったんですよね~
内容は2003年~4年頃の大道さんと写真学校の生徒さんの対話みたいな形式で先生が質問に答えるという感じになっております。
時代的に大道さんフィルムバリバリの時期なんで、
「月20本!?もっと撮れよ~」
みたいなね、
「俺は段ボールにパトローネがいっぱいになるまで撮る」
「そんで現像する」
すごいですね~野蛮ですね~
そう思うとすっかりデジタルに移行された気分わかるわ~
現像大変だもんね。
そうなると別に納得して撮れるカメラがあればデジタルでもいいよね。
ただ、個人的にはやっぱこの人は自分とは違うタイプだな~とは思う。
伊兵衛先生の時はかなり共感できたんだけどね。
でも、先日大道さんのプリントちゅーのを生でみたんですが、いやー迫力ありますよやっぱり。
それと同時に「あ、同じ感じには別にしたくないな」という指標みたいのが見えましたね。
ただ最後の方にね、ちょっと正確な文章は忘れたんだけど
「スナップを辞めたらそれ、写真の自殺じゃない。」みたいな言葉、あれは深かった。
でね、これはまた今読んでる別の本からの引用なんだけど、
「ダメなやつは人物スナップでも相手に不快感を与えてしまうし、そういう奴は風景撮ったてなに撮ったって同じ。」というような言葉がありまして、
ほら、電車撮るのに木を切っちゃうヤツとかいるじゃない?
でまぁ詳細は知らんけどもTPOだよね。
まずはTPOを守らねばいかんよ。
僕、銀座で撮る時はジャケット着て行きますからね。
原宿行く時はできるだけ若ぶったりとか。
そういうの大切だと思います。
「その場に馴染む」ってのが良い写真の大一歩ですよ。
良い写真ってなんすかね~
とりあえず僕はフリッカーにあげてみてより多くFAVがついたものからブログにアップするという完全日和見主義、自己主張ゼロというスネちゃまブログを心がけております。