ブラ○モトシ

ライカとハッセル

僕が良いと思う写真について / Fuji KlasseS Arista400pr D76

2013 0905 fuji klasseS arista400pr d76 020

AristaPremium400 D-76 EI1600 1+1 24C 9min

さて、今朝の続きですがここまで書きましたね。


【材料】
被写体

【味付け】
フォーカス
コンポジション
エクスポーズ

【調味料】
ドラマ
エモーション
ストーリー
アングル
バックグラウンド

はい、ここまで。
ちなみに「フォーカス」はピントですね、ピントをちゃんと合わせる…というよりも「ピントをどこにとるか」で印象って変わりますよね。

「コンポジション」、構図ですね。
2本線を引いて交差したポジションに被写体をおくといいよね、とか教則本に書いてあるあれです。
「日の丸」とか「トンネル」とかまぁそういった構図の種類なんてのもありますね。

「エクスポーズ」は露出。
僕のブログが「ブラ 露出」でワード検索が多いのは前話しましたがあんまり関係ありません。
「暗い」「明るい」だけで一言で言えないのが露出で、これだけで一冊本が書けるし、実際あるし読んだ。

ここまでは大切だし、ベースとして出来ていて当然のことだと思うんですよ。
ただ、それらはあくまで「完璧」とか「絶対」という種類のものではないと思うんですね。
あくまで味付けは自分の好みで「選択する」ものなわけですから。

出汁の風味がガッツーン!と濃くって、食べた後も口の中で主張しまくるのが好きな人もいれば、あっさりとはんなりとして上品なのが好きな人もいる。そういうレベルの話です。

だから、意図的にピンとボケボケとか、意図的にすげー暗いとか、意図的に斜めってるとか「あくまでわかった上でやっている味付け」なんだからそれはその人の味ということですよね。

逆にコントロールは出来てないけど「ボケボケでイイ感じになった」「暗~い感じがたまたま合った」「斜めだけどまぁいっか」というのはまぁ絶対×じゃないけど、コントロールはされてないから何度もやれと言われるとできないもんです。


だから僕は写真を作る上で気にしているのは「調味料」な気がしてきました。
ドラマ、一瞬の出来事のおりなす光景。
エモーション、その時感じた気持ち。
ストーリー、これから起こる、または起こった出来事の流れ。
アングル、その時歩きながらふと見つけた光景、座っていたら目の前に起きた出来事。
バックグラウンド、切り取りたいと思った物がどこの何で、どんなであったのかを定義する要素。

この調味料が上手く作用している写真に僕は「なんだか良いなぁ」と感じるのではないかと思うんです。ただし、逆の発想で「無味」なこともしかり。
すべてに意味がなければいけないわけではなく、意味も無くただキャプチャーすることだって立派な写真だと思います。

だから「材料」と「味付け」は探す努力と鍛錬でいかようにもなりますが、「調味料」だけはつねに自分の感性を磨いてなければ表現できないことだと信じてます。

荒木経惟さんの言葉を借りれば「眼を磨け」ってことなのかなぁと。

でさ、やっぱ「オリジナルの特性ブレンド調味料」ってのはみんななかなか人には教えたくないし、自分だって頑張って探したものじゃない。
だからそういうのは教科書に書いてないんだな~。
見つけるしかないんだな。

で、そういうのを撮れた時とか見た時に「いーなー」と思っている。
という結論に至ってみました。おしまい。

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