短編小説と詩と俳句 / Leica3f Summaron35(1st) np100ac microfine
もしも28mmが短編小説で、35㎜が詩だとしたら、90㎜は俳句に似ているかもしれない
僕の好きな内田ユキオさんの著書
ライカの写真術―写真はライカが教えてくれた!
の「90ミリ」のコーナーに書かれていた文句。
ほんじゃあ50は何よ!?と思うと短歌ってことでいいか。
今日は90ミリと50ミリだけ持って都電の線路沿いにテクテクと歩いてみたんだけど、90ミリは楽しいんだけど難しくって楽しかった。
「雨降りそう おばちゃん急いで チャリに乗る」
「公園で 綱渡りしてるぞ あらすごい」
みたいな写真を撮った気がするw
季語がないとか言わないでねw
50ミリの方は、、
「踏切で 待ちきれぬ少年 竿と戯れ 過ぎて行く山吹の影から そっと望む」
おお!かけた。と思ったらコレ撮った時は90ミリだったな、確か。。
ただ一つ気がついたのは一眼レフで望遠を撮っている感覚とは違くって、外付けビューファーンダーで見ているから本当50ミリの中央をトリミングしているような感覚でね。
スナップをやる人には嫌われがちな画角なんですけど、うん、やっぱちょっと遠くから傍観しているって感じの写真にはなりがちだよね。
後はポートレートに使ってどんな感じか楽しみなんだけど、
「今日は絶対家の掃除終わらせたいから」と言いきられて「じゃー1人で行ってきまーす」となったのです。
明日も撮りに行く予定なので今度こそ90ミリが活躍の予感!
35ミリが詩ということならこの写真は35ミリなんだけどどうでしょ?
うーんそう言われると50~90位の方が好みなのかもしれないなぁ。
SIGMA DP1 MerrillとかGRDⅣとかレンズ固定式コンパクトで28ミリを使ってる人も多いみたいだけど、僕には28ミリは広すぎて余計なところも入って来ちゃってこれまた難しいのですね。
だから今日は50ミリはあまり深く考えないで撮って来ました。
最近1人で歩いてると何でも撮っちゃうし、一場面で何回か撮ったりするからズババっと3本撮って帰ってきました。