晩秋
1999年。日本のコシナ社からフォクトレンダーの名を冠したカメラが発売された。
その名も「ベッサL」。
巻上げから露出までオートであるのが当たり前の世の中に、すべてマニュアル、ファインダーレス、距離計も無い言わばレンズが付くシャッターボックスカメラが発売されたのだ!
ということで目測ですけど問題ないですね。
28ミリでも使いやすいなぁベッサエル。
「1999年の歴史的カメラ」にも認定されてるんですよ。
JCII 日本カメラ財団が1999年の「歴史的カメラ」23機種を選定
その頃のね、写真雑誌を見ると「よくぞやったコシナレンダー!」みたいな記事があって、ようするにどんどんとオートマチックに進化していくカメラ業界へのアンチテーゼ的なね。
そういうね、旗印のようなカメラだったわけなんですよ。
そこでまぁ28ミリのレンズを付けて晩秋って言うんですか?
いやどの辺りで秋が暮れるのかよくわかんないですが、そういった感じを目測で撮ったわけです。
やっぱりですね、ピントだとかボケだとか言う前に目測ですよね。