ブラ○モトシ 東海道編 五日目箱根湯本~三島#4 箱根宿いろいろ
【あらすじ】
東海道を歩いて京都まで行く(いつの日か)ことを目標に始めたロングぶらり。
箱根小涌谷で一泊、今日は箱根峠を越えて三島まで行きます。
早朝6時箱根湯本を出発した僕は正午前に芦ノ湖畔なんとか到着しました!
現在地はここ!
デジカメのGPSでログをとってみました。
今回はキレイな旧街道の軌跡。うん、満足。
これまでのログはこちら。
一日目 日本橋~川崎宿 全5編
二日目 川崎宿~戸塚宿 全6編
三日目 戸塚宿~大磯宿 全5編【四日目】
ブラ○モトシ 東海道編 四日目大磯~箱根湯本#1 AM6:00大磯出発 - ブラ○モトシⅢf
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ブラ○モトシ 東海道編 四日目大磯~箱根湯本#3 そして小田原宿へ - ブラ○モトシⅢf
ブラ○モトシ 東海道編 四日目大磯~箱根湯本#4 小田原宿 - ブラ○モトシⅢf
ブラ○モトシ 東海道編 四日目大磯~箱根湯本#5 箱根湯本着 - ブラ○モトシⅢf【五日目】
ブラ○モトシ 東海道編 五日目箱根湯本~三島#1 箱根湯本出発 - ブラ○モトシⅢf
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ブラ○モトシ 東海道編 五日目箱根湯本~三島#3 畑宿から元箱根へ - ブラ○モトシⅢf
ダイジェストムービー
ダイジェストムービーを作ってみました。ダイジェストムービーモードという機能で撮ってます。
今回はですね7分目からの道に迷ったことを知って呆然とする10秒間がオススメですw
葭原久保の一里塚
元箱根を後にして今度は湖畔を関所へ向かって進みます。
杉並木が続く道を進むんですがここらで一里塚です。
地味一里塚ですね、しかも杉並木だらけだから印象も薄い…。
ここが24番目の一里塚、25番目は存在せず、神奈川県最後の一里塚でした。
箱根の関所
杉並木をそのまま進みますと、なんだかだんだん整備されてきまして
箱根の関所が見えてきました!!そして入口には番人のおっちゃんが!
「通ってもいいですか…」
「通るだけはそのままどうぞ。」
「え!?いいんですか?」
何回か来たことあるのに本当にお金払わないと通してくれないと思ったww
ということで関所は無事通過!
箱根宿
さて、関所も無事通りました。
昔も女性でなければちゃんと手形があれば普通に通れたそうです。
手形はあれ出発する時にお寺と大家さんの許可かなんか貰ってくるんですよね?確か。
で、まぁそれがあればいいよという感じです。
ではまた宿場に着いたので宿場おさらいしてみます。
まず街道江戸側から来ると元箱根に到着します。
こっちは「元」ってくらいでもともと街並があったところ。
箱根宿を作るにあたって本陣設置に反対したらしくほんじゃ元箱根ね。ってことになりました。
箱根神社なんかもこっち側ね。
おお、そうそう以前許可を貰った長崎大学図書館の古写真ライブラリーを思い出しました。
結構箱根の古写真があったのでご紹介。
これはアレだ、あの元箱根の湖畔にある箱根神社の一の鳥居です。
ほんでもって街道は湖畔を通って関所に入る。
だからここまでは宿はなかったってことね。
箱根神社側からみた写真もあった。こんな感じで宿並が続いてます。
今は箱根恩賜公園になっているところ、あそこには皇室の箱根離宮がありました。
明治19年にできました。それまではね、明治に入って街道っていうか伝馬制っていうのがね、廃止されて東海道は使われなくなっちゃったのよ。人がいないとさびれるじゃない?
なんだけどここに明治天皇の離宮ができたもんだから「保養所」として流行ったそうで、よかったね~。
明治天皇東海道で良く出てくるからきっとここが気にいったんだね。
それともなんか箱根宿の皆さんに色々言われたとか。
そんなこんなで関所を越えると箱根宿に入るんですが、右手に箱根ホテルがあります。
ここがいくつかあった本陣の1つの跡地。
もう少し拡大して、マーカーでウニウニっとしたところあるでしょ。
小田原町と三島町。
なんでこんなところに近隣の地名が…となるんだけども、箱根宿自体が小田原宿と三島宿の住人を集めて作った急増宿場だったのだ。
そんでもって今も地名に残っている。
小田原町側は小田原藩の領地で、三島町の方は代官地とかでなんか大変だったそうです。
問場なんかもひと月交代でね~
宿並もとっても短い。すぐ終わっちゃう。
三島側の外れから見たのがこの写真。正面の杉の木が関所の辺りだそうです。
もうちょっと上から見たのがこっち。
今までの宿場と比べるとちっちゃいよね。
絵みたいだけど写真だからね、本当こんな感じだったんですね~
もう一枚面白いのがあったんだけど、明らかに不自然な並びの駕籠の一行。
杉並木の辺りだ。しかしあんな恰好で駕籠担いであの坂道を進むんだから雲助さん達はすごいなと感心します。
そんな感じでいろいろ話してたら県道の分岐まできました。
ここを右にすすんで、、
駒形神社の辺りでまた旧街道に戻ると聞いてきたのですが、、、
あそこ?正面じゃないよ、左だよ。
こうしてまたウッソウとした中に突入していくのでした。
つづく。