ぶらフォト#90 雨の渋谷はじめてのCanonEOS編
そもそもニコンとかキャノンは巨人か阪神みたいなものだろうという端的な思想から端から使う気になどならなかったのだけれども、いまではまぁそれはただのあまのじゃくだったのであろうと思っております。
昨年はこれまでと違い野山で撮影する機会も増えその度に何か便利なカメラが欲しいなと思っていました。そこではじめはシグマのSA-7という一眼レフを手に入れてみたのですが、アイポッド全盛のさなかギガビートという東芝製のマイナーMP3プレイヤーを買ってしまった時のあの気持ちが蘇るだけだったのです。
そこで満を持してイオスを手に入れるにいたったわけです。
ですが、そこは天の邪鬼な私ですから「EOS-1、3、5、、どれもいいけど何か足りない…」
となってしまい手に入れたのがEOS-RT。
RTは「リアルタイム」のRTだそうで、ミラー音もミラーショックもないというすぐれもの!
「って触れ込みでこれにしたんだけど、どう思う?」
「ガション。」
「・・・けっこう五月蝿いね」
ペリクルミラーというよくわかんないけど跳ね上げないミラーを採用しているとのことで、ミラーショックの音や振動はないですし、AFのピピって音も消せるので静かっちゃー静かなんですが、ライカみたいなRFやレンズシャッターのカメラと比べるとそれなりにガションです。
あとRTモードってのがあって、これにすると取りあえずシャッター半押しで待機みたくなってシャッターを切った瞬間はブラックアウトせずに見ていられるというもの。
気にいった背景の前で待機って場合にはいいんだけど、期待してたのとはちょっと違うかな。
あと、デカイな。一眼はデカイ。
これもつとM型ライカなんてやっぱりかわいく感じますな。
で、レンズは最初からくっついてたやつしかないのでこれで試し撮り。
結果的に広角端しか使わなかったけどねw
あー後これ中央1点AFなの。
EOS5とかは5点くらいあるんだけどさ、でも結局今時のデジカメの撮り方?
なん十点もAFエリアがあるとかより、結局真ん中一点でピント合わせて撮るってのに慣れてるから
「中央にターゲット入れて撮る、中央にターゲット入れて撮る」
という碇シンジ君方式なんですね。
ただ結局ハッセルが来ちゃったし、こういったスナップはライカあるし、
という感じで少し宙ぶらりんなんだけど、高倍率ズームを付けて山とか持っていったら便利かなとかこれはこれで1つ模索してみたいと思ってます。
ここ。渋谷の西武が橋渡しになってるのはここが渋谷川の暗渠だからなんだって。