Snap #174 自由時間
小学生の群れが「うわ~」とか言いながら駆け抜けて行った。
その後、少し大人が制服を着ていて、これまた「きゃ~」っと言いながら
かわいらしい海獣に近寄っていく。
おそらく18、9のガイドさんとかなんだろうね。
子供の時、ガイドさんなどとっても大人に感じたし、
高校生になっても大学生はとても大人に見えたもんだが。
Snap #172 たまには他のカメラも
レンジファインダーのライカと、一眼レフのハッセルブラッド。
それにコンパクトAFカメラがあると、それ以外はほとんど必要ない。
AFカメラは比較的新しいレンズなので、カラーネガを入れる事が多く、
ライカとハッセルはほとんどモノクロを入れる。
しかし、写真を再開してから、どうも現像が上手くいかなくて、
そんな時は撮影の方から見直していこうと思ったわけだ。
そこで露出計がついているアイレベルファインダーの一眼レフを使って撮影をして、
それを適切に現像してみることにした。
まず、像がファインダーの中で再現されることが、久しぶりで慣れない。
ミラーでブラックアウトするのはハッセルも一緒だから、それほど気にならない。
結果、そんなに使いにくいものでもなかった。
シャッター音が大きいのはやっぱり気になるけど。
あとはやっぱり写りだねー。
ニューFDほどではないはずだけど、やっぱりキャノンはきっちり写るという印象。
絞りが浅くても、フォーカス面は正確に合う、あたり前だけど。
こっちは無補正でライカで撮ったもの。ヘクトール開放だったかな。
結果一眼レフの巻上げの音が大きくて、起きてくれたので良い一瞬が撮れたのが皮肉。
Snap #171 降りてくる日、来ない日
シャッターは心のバロメーター。
雨の日に撮影が進まないのは、水滴のせいでも、露出のせいでもなく、
気圧がグーンと下がって、気持ちがググーっとふさがってしまうからだ。
反面、晴れの日は気分も上がって、汗もかいて、シャッターは進むけど、
思ったよりも強いアスファルトの反射に、オーバー気味のネガを量産してしまって、
これは現像が悪かった、とか別のせいにする。
そのどちらでもない時。
昼下がりの日光は強い中にも少しだけ柔らかさが出てきて、
まだ沈むとは行かないけど、真上にあった時よりは少しだけ優しくなってきた瞬間。
そういう瞬間に良い写真が急に生まれる、しかもたくさん生まれることがある。
個人的見解で行くと「6月は良い写真が生まれる月」。
祝日はないけど、ビバジューン。