minolta Himatic-Fのピント調整をしてみた!…が。
MINOLTA ハイマチックF
http://navi.kitamura.jp/camera/0000001116.html
発売日 1972年6月
発売時価格 21,300円
型式 35mmレンズシャッター式カメラ
レンズ ロッコール F2.7 38mm
構成:3群4枚
タイプ:テッサータイプ
コーティング:アンバー、マゼンダ
写角:61°
絞り形式:EE絞り、FM絞り
絞り羽根:2枚(シャッター羽根兼用)
絞り目盛:マニュアル絞りなし 絞り値について表示はない
かわいいカメラに首ったけ!で紹介されていて、コンパクトでかわいらしい見た目が気に入って手に入れたミノルタハイマチックF。
レンズやファインダーを清掃して、電池ホルダーも自作していざ試し撮り!となったのですが…。
ピンボケ連発!
なんていうんですかね~36枚すべてがピンボケのネガがあがってきた時のかなしみ・・・。
ただこの試写であることがわかりました。。。3枚目の写真で。。
最短撮影のピントと無限遠が逆のようなんですね、、これは結局最終的に気がついたことなんですが。
で、これにめげず、なんとかこのかわいいカメラをキチンと使いたいっ!
ということで、見よう見まねでピント調整をしてみることにしました。
バルブがないのでちょっと難しい…。
通常シャッターを開けっぱなしにしてピント調整は行うのですが、このカメラはバルブシャッターがありません。
ので、Cds露出計の露光部分を指でふさいでカメラが「暗いっ」と思ってシャッタースピードを長くした隙にこじ開けます。
こじ開けたところでシャッターを固定。
私はシャッター幕の要部分に丸めたテープを入れて固定しました。
思えばこれが最悪のシナリオへの幕開けだったわけです。重ねて言っておきますが、これはやっちゃいけません。
テープか何かでシャッター幕を閉じない様にするかして、なるべく短時間で行った方がよさそうです。
フィルム面でピント確認
こんな感じでフィルム面に写る実像を見てピントを合わせていきます。
そもそもこのピントはレンズさえ触らなければ狂わないのですが、前述のレンズ清掃時にまぁ動かしちゃったわけですね(苦笑)
さて、ルーペで念入りに確認するのですが、私は三脚で固定して80センチ(最短撮影距離)に分かりやすい色で文字が書いてあるものを置いて確認しました。
80センチの位置でレンズを固定して目印をつけます。
ちなみにフィルム面にはトレーシングペーパーや一眼カメラのフォーカシングスクリーンを貼るとよいらしいのですが、
どちらも手元になくマスキングテープで代用。と思ったら、これは×。上手くピントが見えませんでした。
ので、キッチンにあったクッキングペーパーで代用しました。ツルツルしたトレーシングペーパー状のものです。
シャッターは開けっぱなしでもう一度組み立て印をつけてから、分解して、シャッターを閉じてもう一度組み立てる…。
はずでした!
が、、、
シャッターが閉じない!!
はい、こじ開け状態で何時間もそのまま作業していたためか、シャッターユニットの何か(たぶんスプリング?)が伸びきったか何かで、シャッター羽が閉じなくなってしまいました。