T-MAX400(TMY-2)をT-maxDeveloperで静止現像
少し「静止現像」の話題が出たのでその話。
基本あまりやらないんですが、たまにやります静止現像。
楽っちゃ楽なのでいいんですが、データというデータもないんで正しいかどうかはわからない。
だからたまに1本だけ宙ぶらりんになっているフィルムとかあるとやります。
今回はT-max400をT-maxDeveloperで3時間かけて現像しました。
1+19の割合です。
その間「図書館戦争」を見てました。映画版ですね。
意外とあの演技を嫌みなくやれる所が榮倉さんのいいところですね、デカイし。
さて、おさらい。
静止現像のメリット。
- 撹拌しなくて良くて楽
- 温度管理しなくて良くて楽
- 薬剤少なくてよくて安
これ作業上のメリットね。次、写真的な
- ハイが抑えられる
- シャドーが潰れない
- シャープネス向上
僕はとにかく「シャドー潰れ恐怖症」なのでそこは良いです。
ただ気を付けないと眠いネガが完成することもあります。
あとムラになりやすいってな話も聞いたことあるけど、僕はそんなに感じません。
僕はこれで3回目の静止現像をしまして
- FujiNeopanSS D76 1+5 60min
- KodakT-max400 D76 stock(6th) 24C 11min standdev
- KodakT-max400 T-maxdev 1+19 3H StandDev
これが過去の静止現像。
1回目は適当も適当にやったんだけど割と上手くいった。5倍に延ばしたんだから5倍くらいでいいかという感じ。
2回目は少し失敗気味で原液でやると粒子感が増し過ぎな気もする、けどまぁ別に悪くなかったけど。
3回目は結構いい感じでした。
冬だから液温は15℃以下だし、3時間てのも2時間で止めようと思ったら忘れてただけだし。
そこで僕の疑問。
そもそも現像液が疲弊しきるまで使うのが静止現像。
現像液の濃度や温度、現像時間でコントロールするのが増感なわけだから…。
よくわからん。
もうやってみなきゃわかんないよね。
やってみます。