18切符の使い道
今回、春の青春18切符をはじめて5枚つづりで買ってしまった。
そのうち2回はすでに宇都宮と日光で使ったのだけれども、まだ3回分残ってる。
しかも自分の休みのうちこの切符が利用できそうなタイミングは全部で8回。
8回休みがあるうち5回は18きっぷを使わねばならないのであった!
まぁ余ったら売ると言う手もあるんだけど、せっかくなら使いたい。
1枚2370円。
片道で2500円近く掛かる日光なんかは日帰りで行けば半分以上お得なわけなんだけどここがポイントで日帰りじゃないと結構遠くまで行かないとダメなんですね。一枚で往復分だと結構得なんだけど、片道だと損ってわけです。
そこで考えた。
五街道はそのうち行くだろう。
白河、諏訪、名古屋など奥州・甲州街道や東海道沿いの都市はその時に行けばよい。
さらに前回の18きっぷでいわきの方は行ったし、水戸も水戸街道でそのうち行くだろう。
そうなると選択肢があまりないのだ。
1つ行きたいところがあった「土門拳記念館」だ。
写真家土門拳の作品7万点が収蔵されているという土門の故郷酒田市にある写真美術館なのだ。
で、酒田まで普通列車だけでいくルートを考えると・・・。
ムリ。どうやっても見物する時間が数分しかとれない。。。
さすが陸の孤島と言われる酒田だけはある。
この2日ひたすらJRの路線図をにらみ続けてみた。
そこで見つけた中山道と甲州街道があわさる上諏訪よりも上にあって、なんとか6時間程度で行ける場所があったのだ。
そこは松本!
さらに松本には新潟県糸魚川とを結ぶ「千国街道(ちくにかいどう)」があるのである!
もはや「街道」と聞くと歩きたくてウズウズするようになってしまった。
しかし千国街道は全行程120キロ。
そんなに歩いてる時間はないし、松本城とかも見たい!
そうなると歩けるのは10キロ程度。その10キロをどこにするか・・・。
別名「塩の道」と呼ばれたこの街道、調べ始めるとどこもかしこもワクワクするところばかり、そしてだいたい標高500メートル以上の高原地帯なのだ。
まぁそんなことを考えつつも、三島までコマを進めた東海道も再開したいし、本当歩くのは楽しいなーという話でした。