トイカメラ的なアプローチについての考察 / Vivitar ultra wide&slim
問題は母に言われた「花の色がキレイに撮れない」という話。
クレマチスの薄ピンクと薄紫がコンデジで上手く発色しないということなんで、どれどれとかいってインスタグラムで加工して見せてみたところ…。
「黄色くなってない?」と言われた。
トイカメラ的アプローチについての考察
最初の写真はビビターワイド&スリム。
写るんですタイプのトイカメラですね。
すぐ上の写真はペンタックスのMZ-7。
フィルム一眼レフですね。
同じ場面を撮った二つの写真。
後者は比較的忠実のその場面を写し撮ったわけで、前者はそもそも「異世界」みたいなものなんですよ。
これは自分の頭の中ですみ分けができてて、デジイチとかで撮ればまぁ臨場感あふれる写真を撮ることも可能なのではないかと思います。シャープにね。
で、で、トイカメラって、ダメだけどよしな文化なわけですよね。
ジャンクフードみたいなものなんですよ、ジャンクレシピつーのかな?
そこで気になるのがこの手の文化はある世代からOKとなるものなのかということ。
モノクロ写真を見てみよう
白黒のフィルムで新宿の駅前を撮りました。
モノクロはたぶんOKなんだ、母世代には。
だって白黒だもんね、カラーにしたいけど出来ないから白黒だもんね。という解釈になると思う。
ユニクロは赤でしょ。
オダキューは青地に白文字だっけ?
モノクロ写真は色が脳内で再生できるからありなんだろうな。
だーけーど。
「黄色くなってない?」
そう黄色くなっていて、普通じゃないのが面白いってことなんだ。
人間の見たとおりにはならないんだ
そもそもどんなカメラのレンズも人間の目と同じではないから、見たとおりにはならないってわけ。
撮影した時点で虚像の始まり。
それが写真なんだ。
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なんで、こんな急にグールグール考えたかって?
それはね、母の写真を加工してポラロイド風にして、マスキングテープでとめたみたいにフォトショで作ってあげたの。
「あれ?なんかセロテープ付いちゃってない?
(苦笑)
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↑アラ還の感性ってすごく面白いのよ!こっちは思いつかないようなこと言うんだもの。キレイな物をキレイに撮る。そりゃーそうだよねぇ~って感心した。何でも奇をてらえばいいてもんじゃない。