下町撮影散歩、道教えるおばちゃん
「あーまた女の子ばっか撮ってー」
えー数回前から色々書いてますが、今回は盆栽のタカヒロさん(id:takahiro91)と変な絵のジェミニストくん(id:gemini_goldst)と一緒に葛飾柴又→青砥までを撮影散歩したわけなんですね。
で、道すがらタカヒロさんによく言われる(いや、一度かも知れないけどここは数度という体で)セリフがこれね。
そうですね、だいたい女性には反応が早いです。次に子供。次にじいちゃんばあちゃん。
その次がおばちゃんね~。
で、先ほどの土産屋のおばちゃんもそうなんだけど、意外におばちゃんは画になる。
下町だからこそなんだけど、銀座では画にならない。
僕は大抵平日の昼位から夕方にかけてブラブラしているから、遭遇率としておばちゃんは高確率なわけだ。
だから本当はかわいい女の子やきれいなお姉さんに目はいくんだけど、実際に画になるのはおばちゃんであって、これこそが下町なわけなんだな~
下町の色々。
一口に下町といっても僕からすれば派閥があるの。派閥?いやククリかな。
僕の住んでる荒川はモロ下町。
あーその前にではいくつかのククリについて説明しておかねばならないですな。
荒川、葛飾、港、文京。
この4つの区を例にとって言うと、どの地域にも下町っぽさはあるんです。
港区なんか意外かもしれないけど高層タワーの裏側とか入ると結構残ってるんだよ。
住所は白金だけど商店街みたいなね。
で、
まずは江戸時代のころから考えてみるとわかりやすい。
江戸時代。んー幕末ころで行くと、この中で栄えてたところは…文京だけね。
荒川 → 田んぼと湿地帯
葛飾 → 田んぼ畑野っぱら湿地帯
港 → 山、寺
そう、文京区のあたりだけが江戸だよね。
つぎ、昭和。
港区あたりはそうだなー栄えるっていうか中枢が必要とするものが多いって感じだよね。
軍関係とかね。ここで下町とは言えなくなるね。そもそも山の上だしな。
で、文京はそもそも下町じゃない。あれは坂の上だ。
じゃあ荒川と葛飾の違いは?
川の近くは工場地帯、やっぱ便利だから荒川は工場が増えた、大きいのも小さいのも。
で、葛飾っていうと東京の一番はじっこだから、やっぱ田畑だよね。
まぁこんなククリで僕の頭の中では下町をくくっているわけです。
あ、別に深い意味とかないですから、だから僕的には葛飾に来ると「異文化」なわけ。
同じ下町とはいえ少し違う。
荒川は台東・墨田族。
葛飾は足立とかと一緒。
もう一度書いときますけど、僕の頭の中で~ですからね。
道教えるおばちゃん
このおばちゃんは青砥の駅前で疲れてボーっと座ってる時に撮った。
可愛い子が通ったら撮ーろうっと。と頭では考えていたのに、どうしてもおばちゃんが主張してくるわけだ。
で、結果的にとりあえず現像した1本の中ではかなり気に入った。
今のところ一瞬をモノにする、ってのが目標なので「おばちゃん動く→構える→撮る」という一連の動作が流れるようにできたという満足感に浸れた一枚。
あ、これをわかりやすく解説すると、西部のガンマンの抜き打ちみたいな感じね。
銃はちゃんとホルダーにセットした状態から構えて撃つ。
いつでも撮れるようにカメラを触ってはいるんだけど、構えて撮るまでは一瞬。
ということがやりたいのです。