うなぎズマー / Leica3f Summar50 Arista400 D76
ついにF2という大口径レンズが1933年にゾナーに対抗して作られて、それから80年の時を超えてやって参りました。評判の悪い「ズマール」くんです。
僕は「ズマール」よりも「ズマー」と呼ぶ方がなんか間抜けで好きなんですが「ズマー」で検索するとホンダの「ズーマー」ばっかりでるんでここは素直に「ズマール」と呼んでおくズマー。
ということで試しに開放でどんだけモケモケするか撮ってみましたが、問題ないどころか十二分に高解像ですね、あーよかった。
エルマーだともっと光が「もっけー」となるところなんですが、そもそもアイツはF3.5なんで夜に撮る気がおきないレンズでもあります。
ただその「もっけー」が好きなのでもあるので、それを少し落ちつかせたようなまた一味違った撮れ味だなぁと思いました。ズマー。
見た感じもなんか強そうになったでしょ!
このフードも距離計窓から素通しでちゃんと見られるようになっていてかっこいいのだ。
同じフィルムで夕方にも撮ってみました。
これこそエルマーより線が細いって感じがしました。
でもね、カメラもレンズも一回二回じゃわかんないんですよね。
やっぱ何度も一緒に歩いてみるとようやく性格がわかってくるというか。
結婚する前にたくさんデートをしなさい、という教訓ですね。うん。
「ズマー」なだけに「妻―撮りレンズ」って言うと思ったでしょ?
思わない?あ、そうですか。
「今週は絶対外いかないから。」と宣言されたのでね、さてどこに行こうかなー。