B式とI式 / LeicaⅢf Summarit 50/1.5
とりあえず僕の中で二つの撮影方法があって
- B式
- I式
がそれ。
前者は絞りをF9(大陸絞り時)に合わせておよその範囲だけをピントリングで設定して撮影する方法。
とにかく瞬間重視で撮る方法で、ピントノブがどの位置にあるか手で探っただけでわかるようにしておく。
その場面に合わせて露出をシャッタースピードでセットして、距離もおよそ合わせておく。
狭い所か広いところか位で撮影位置はだいたいわかるし、最終的には無限遠で撮ってしまえばよいから。日中の明るいところでF9で1/1000なら日影は1/200-100、強い光源が入るならF12.5まで絞る。
後者はシャッタースピードをある程度被写体ブレしない程度にあわせておいて、絞りを開放付近で調整。
これもピントリングを事前に合わせておく必要があるんだけど比較的近距離においておくことが多い。
この場合は被写体に向けて二重像合わせはします。でもぴったり合わせこまないでおよそ像が近くにあったら切る。3m位でとることが多いからそこまで厳密じゃなくても大丈夫でしょう。
今回の写真はI式。
歩いていた → 狭い路地、人多し。曇り空の夕方。 → I式
て、感じです。
エルマーで撮る時は開放付近が甘すぎるのでB式がいいですね。
特に50ミリはF9くらいが一番良いと思ってます。
もちろんその2つだけじゃないんだけど、街を撮り流す時はおしなべてこんな感じ。