ブラ○モトシ

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ブラ○モトシ 懸魚編 Vol.4 箱根九頭龍神社の丸懸魚

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夏に行った箱根で、とても面白い懸魚を発見しました。

懸魚編は久しぶりなので、少々「懸魚」について解説を。

「げぎょ」と読みまして、日本の建築には欠かせない飾りです。
屋根の中心になる骨組み(ここらへんは詳しくないので名称は知りませんw)の一番端に付ける飾りのようなもので、寺社や古い民家などで見ることができます。

昔の木造建築にとって「火事」は最大の敵でしたので、水っぽいものをお守り代わりに飾る風習があるようなんです。それで魚をかたどったものを飾った、という説と、神にささげる魚という説があるんですが、まぁいずれにせよ古い建築で見られる飾りと認識してます。

これがまた色んな形があって、興味深く、寺社の写真を撮りながらその形を楽しんでます。
懸魚編一覧

過去のブラモトシ懸魚編でも語ってるので、興味があればどうぞ。

丸い懸魚

箱根芦ノ湖畔に鎮座する箱根神社
その中にある九頭龍神社の本殿にあった懸魚。
これまで丸い形は見たことがなかったので、思わず一枚。

丸に百合模様、猪目。
朱塗りに丸模様。

明らかに再建築なので、その昔からこの形だったのか…。

社と懸魚とのバランスも面白いので今度はその辺りも注意して撮影してみたいと思います。

ところでこの女の子。。。

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手水舎に貼ってある「手水の使い方」看板のこの子。
なんかこう70年代風を感じさせるこのレトロな看板、好きなんですよね~
「好き」って位だから、他にも知っていて

えーっと、あーあったあった
Neo classic girl

池上にある「徳持神社」で一度お会いしてました。

なんか子供のころの女の子のぬり絵のようなフィーリング。
またどこかでお会いできますように。