ブラ○モトシ 東海道編 四日目大磯~箱根湯本#1 AM6:00大磯出発
【あらすじ】
東海道を歩いて京都まで行く(そのうち)ブラ○モトシ。
四日目からは泊まりです。といっても一泊ね。
往時の雰囲気を…とかいいつつ泊まったのは小涌谷w
さて、前回の大磯まで朝4時の始発に乗ってレッツゴー。
現在地はここ!
デジカメのGPSでログをとってみました。
毎回なんかするんですが、今回は出発して一時間位忘れてて…(--)
ログは二宮辺りからはじまってます。
これまでのログはこちら。
ダイジェストムービー
ダイジェストムービー*1を作ってみました。ダイジェストムービーモードで撮影しています。
始発でGO
さてこの旅も四日目になりました。そこでせっかくなんで装備も充実。
モンベル コットン ワークキャップ
まずはキャップ。必需品。これまではストローハットだったので風で飛ばされることしばしば。撥水でもなく、ドライ素材でもないんだけどゴチゴチに「歩いてます」ってのも嫌なのでこれちょうど良かったです。
メリノウール ウォーキングソックス
それから前も紹介したけどこれね、ソックス。
やばい。靴下でこんな変わるんか!?というくらい変わる。ちなみにコンバースオールスターOXが25.5センチの僕ですが、サイズはLサイズ26~28でちょうど、というよりかなりピッチピチ。このちょっと締めつけてる位の感じが靴と足がこすれてマメになるのを防いでくれます。
新装備は小出しにしてこうかなw結構買ったんだ^^;;
前回最寄駅の始発に乗って行ったら戸塚に7時前に着きました。
大磯はもうちょっとだけ先なんだけど、今回は自転車でJR西日暮里駅まで行って4:42の始発にライドオン。
大磯にはAM6時ころ到着できました。早い!
前回到着してすぐに電車に飛び乗ってしまった大磯駅。今回はじっくりと何もない駅を堪能。
隣接のコンビニでおにぎり2個とエネルギーゼリー飲料、C1000ビタミンレモンなど買って摂取。
大磯駅入り口交差点まで戻って、さっそく東海道の続きスタート。
大磯宿おさらい
全体はこんな感じ。今の駅と同じ形で宿場が成り立ってました。
大磯は山あり海あり港あり、で風光明美な良い所。本当そう思ったよ、早朝だけど。
だから吉田茂とか伊藤博文とか島崎藤村など諸氏の別邸があったりします。
お、これこれ、これわかりやすい。
今の国道はカーブしてるんだけど、宿並はもうちょっとカクっとしてた。
船着山地福寺
まずは大磯消防署の所を右入って「地福寺」へ行ってみます。
島崎藤村夫妻のお墓があるそうです。そういう情報だけでは訪れないタイプなんですが、遠目になんか山門の松がイイ感じなのでちょっと奥まで入ってみました朝6時。
「船着山」すごいなんともわかりやすい山号!いいです。
本殿にお参りして藤村夫妻のお墓もお参り。島崎藤村、正直お名前しか知りません…。「破戒」でしたか。確か。
境内を掃き掃除してるご婦人に挨拶するとさすがに早朝過ぎてちょっと驚かれてましたw
湘南といったら「大磯」と鴫立庵
お、あったあった「湘南発祥の碑」大磯こそ元祖湘南。
どうも江ノ島とかの方が湘南ぽいけどこっちが本物!確か中国の地名かなんかだったよね?
湘南(しょうなん)は、神奈川県の相模湾沿岸地方を指す名称である。語源は、かつて中国に存在した長沙国湘南県で、現在の湖南省南部地域の地名である
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B9%98%E5%8D%97
ほほう。なんかしかし「湘南」つーとなんか曖昧だよね。
- 結構「湘南」の範囲は広い
- 一般的に現代では「東湘南」が湘南ぽい
- 鎌倉・逗子・葉山は湘南というか独立してる感じ
- 明治時代は相模川から西の小田原の方こそ湘南って言ってた。
- 湘南ベルマーレは昔ベルマーレ平塚
- 鴫立庵を作った崇雪さんが「ここが湘南です」という碑を大磯に建てた
その鴫立庵(しぎたつあん)がここ。日本三大俳諧道場の1つ。
新古今和歌集の西行の句「こころなき身にもあはれは知られけり鴫立沢の秋の夕暮」
「こここそ鴫立澤や~」と西行フリークの小田原のういろう売り崇雪さんがここに草庵しちゃいました。
現在も使われてるそうで、見学もできるらしい。
もちろん朝だし蚊がすごいしで入り口の上から見物させてもらって「結局湘南って…」と思いながら先を急ぐのでした。
島崎藤村邸
妙昌寺を過ぎてちょっといくと
なんかおもむろに看板が!その矢印通りに進むと…路地。
民家、民家、民家。路地。
なんか朝っぱらから知らないやつがウロウロしとるって目で見られつつまだ進む。
と、あるのが島崎藤村邸。
もちろん早朝なんで開いてません。
藤村はこの自宅で没したそうです。
上方見附跡
そんな藤村邸はこちら看板から少しあるいて大磯中の手前「統監道バス停」付近に上方見附跡発見。
ここまでが大磯宿ということでここからは少し長い小田原までの道のりが始まります。
あっちがわになんか書いてあるんだけど渡るところもないので
ズームアップ。便利。とりあえず大磯宿の案内板はどれも味のある一昔前風でしたw
さて、松並木も復活してきました。
小田原まで約17.3キロ。これまでで最長の宿間です。
では元気なうちにどんどん進みましょうか。
*1:僕のカメラキャノンSX280HSに搭載されてるモードで撮影の約4秒前までを動画で記録していてそれを勝手につなぎ合わせておいてくれるという機能です。 オークションでかったんですけど2013年製の一年落ちで全部盛りコンデジが一万円ちょいで買えるんだから驚きです。 Canon デジタルカメラ Power Shot SX280HS 約1210万画素 光学20倍ズーム ブラック PSSX280HS