ライカとノスタルジズム
よく師匠(自称…じゃないや勝手に呼んでる)との話で「オールドレンズと真空管アンプ」みたいな話がでてくるんですが、やはりこう機械的な技術が進歩する以前。
人が感覚を頼りに作りだしたものというのは「あ、これ気持ちいい」とそんな感覚だけで作っているわけだから、そこには数値に表せない心地よさというのがあると思うんです。
だから、使い勝手が悪かったってなんだって毎回良い結果を生んでくれるから本当に良いものを手に入れたなぁとそう感じるのです。
懐古主義ねぇ。
昨日ウディアレンの「ミッドナイトインパリ」という映画を見ました。
ちょっと想像してたのとは違かったんだけど、同じような懐古主義の主人公がパリの街で憧れの時代にスリップしてしまう話。
でもそこには更に古い時代に憧れる人々がいて…。
とまぁそんな内容です。
パリの街がたくさん、、というかパリで撮影しているようなので、例えば僕だったら東京で撮影された映画を見ると「ああ、この橋は○○橋だねぇ」とかそういう楽しみがありますが、そういった意味でもパリの街を感じられて楽しかったですね。
懐古というとノスタルジズムな感じがするけれど、決して郷愁感があるわけではなく何かこう知らないものに対する恩恵というか、これ、なんと表現したらよいのか。
ファミコンが好きなのはノスタルジーだと思うんだけど。
そうそう、写真みて気がついたけど空き缶かたずけてあげたらよかった。