晴れた森の中、コンデジでもっときれいに撮る方法
こういう話は写真をそこそこやっている人には「そんなん知ってるし」って言われそうだからあんまり書くのもどうかいな、と思ってたんですが、このところ色々なブログ、とくにアウトドア系のブログを見ると写真はあくまで記録ですからという写真をよく見る。
それか逆にコッテコテに加工しちゃったやつね。
確かに一個一個写真をきれいに加工して…というのは面倒だと思うんだけど、もう1個ステップアップする為に簡単な方法があるので書いてみたいと思います。
それは何かとたずねたら・・・。
露出!露出!
僕のブログの流入ワードの一つに「ブラ 露出」というのがあるってのが笑い話のタネなんですが、それがまた増えそうなくらい繰り返しましょう。
露出!露出!
露出ってのは明るさの調整と簡単に説明しておきますが、まずいまいちな写真の1つの原因にこの露出があります。
まず、なーんにも考えなくてよいカメラの全部オートモードで撮ってみます。
はい、これがさっき言ってたいまいちな感じね。
詳細を説明する前にこれを言っておきたい。
昨今のコンデジは明るめに写る(オートだと)のです。
これはたぶん暗い所に強くしていった結果だと思うんだけど、まぁ細かいことは別にしてそれを大前提にしておくともう少し上手に撮れると思います。
あとこの写真はすべてオートだったのでホワイトバランスがオートで変な色合いです。
とりあえずそこ改善してみましょう。
はい、ホワイトバランスを「晴れ」にしました。ホワイトバランスを好みに合わせるだけでも十分変わりますが、まだちょっと変な感じしますね。
そう、これが前述の「明るく撮れちゃう」ってやつ。なので露出を補正してみます。
どうでしょ。露出を-1位にしました。ちょうどよくなりましたね。
ここまで撮る時にできるともう後はブログで使うだけですから楽ですよね。
自分の好みに変えてみる
冒頭にも小さく書いたけど「写真はあくまで表現手段、好きなようにするべし」だと思うんですね。
なので後は自分のしたいように仕上げるのが一番です。
その昔フィルムには「リアルカラー」と「イメージカラー」ってのがありまして。
その名の通り「忠実に色を再現するフィルム」と「積極的に色をイメージするフィルム」ってのがあったのです。それをデジカメはワンボタンでできるわけね。
この↑一枚が僕の「リアルカラー」。
雨上がりで艶やかな木々が青々としてた。
でもこれをもっと違うイメージに仕上げることもできる。
もう少し暖色系で温かく仕上げてみたパターン。これだけでもイメージが違う。
モノクロにしてみよう!
晴れた日の森の中ってのは太陽の光が木々の間からあふれ出て、それだけで強烈なイメージを引き出してくれる。これはまさにモノクロにピッタリだと思うのです。
とか言いながら僕はハイキングには必ずカラーネガを持っていってます。
溢れる山々のイメージにはやっぱり色がついてた方がわかりやすいので。
ただ、いつものようにモノクロフィルムは必ず持って行きます。
上の一枚は若干軟調気味に仕上げてみました。
モノクロにすると最初の露出がちゃんとしているかがハッキリするんですね。
次にコントラストを強めに仕上げてみました。
先のエントリーは全部この仕上げ。
今時のデジカメには最初っからイメージエフェクトが搭載されてて、特に人気があるのがこういったハイコントラストのモノクロームモードなんですが、一見かっこうはいいですが黒が潰れるし白は飛ぶので多用するとくどいからご注意を。
まとめ
- 最近のコンデジは明るく撮れる
- イメージの色を選ぶ
これだけ知ってると結構変わると思います。
後は何を操作すればよいか。
一番簡単なのは
- オートモードではなくPモードにする(プログラムモードにすると色々いじれるようになる機種が多いです)
- 露出補正ダイヤルを+-して好みの露出にする
これだけで写真が変わると思いますよ!