ライカでカラーを撮った話
この写真のタイトルは「レンズ作例ぽい」。
レンズレビュームックの作例のようでしょ?いや、そんな本読まない?
もう、本当にレンズの撮り比べとか、まったくもってどうでも良いんだけど、やっぱりちょっと気になって、
タイトルを伏せて「俺はこれが好きだっ」とかやってみたりする。しない?
ところで前回、ライカレンズでカラーフィルムを撮ってないなと話したのですが、
あらためてチェックしてみると本当に撮ってない。
最近自分でカラーも現像するようになって、ようやく撮るようになったくらいだ。
そして、カラー率が高いのはクラッセ・ティアラ・ナチュラなどの富士製コンパクトAFカメラ。
だいたいライカとハッセルの相棒として選ぶそれらにカラーを詰めて、メインはモノクロ、というスタイルが多いからだ。
そう思うと、デジタルが便利じゃなーい?ってなるけど、あれはダメだ。
撮れ方がわかってるってのはダメ。イマジネーションがない。
フィルムのあの、撮ったあとの「ああ。きっとこう撮れているに違いない」というあの、脳内にドーパミンがジワーっと、
ドーパミンかよくわからないけど、じわーとしているあの時間が良いからだ。
話はもどって、このエクターというフィルムがいまいちつかみどころがない。
富士、とくにXTRA400が好きなので、それと比べると、奥が深すぎるんだな。
そして、思ったよりズミルックスの色ノリが良くない。
いまふたたびのエルマーへ
写真とりにいくぞーっとなった時に楽しみなのは、カメラ・レンズ・フィルムの組み合わせを考える事、
って人も多いと思う。僕ももちろん同じで、毎回楽しいのです。
最近、久しぶりにドライボックスの奥に追いやられた、小さなレンズに気が付きました。
彼の名は「エルマー50ミリ」。
僕が初めてライカに触れるきっかけを作ってくれたレンズでした。
手にした当時から魔法のようなレンズで、僕のエルマーが状態が良いとか、悪いとかそういうことは良くわからないのですが、
とにかく、これを手にした時はついに買っちまったなーと思ったのを良く覚えています。
そして写真を撮ったわけですが、これがまた、、、
あ、ちょっと思い出にふけってしまいました。
トラディショナルなモノが好きな僕としては、とにかくすべての風景をノスタルジックに変換してくれる魔法のエフェクトレンズ、
という感想でした。
やわらかいのにきちんとしたシャープな線。
フィルムからスキャンした時に、他のカメラ、んー並のレンズだとシャープネスをかけないと、ちょっと仕上がりが不安になることもありますが、
このレンズはそういったことをしなくて良い。
しかも、コントラストもグラデーションもナチュラルに良いので、ほとんど調整をする必要がないのですね。
なんというか、写真を撮ることに専念できる、っていうんですかね。
ポジで撮ってもこの通り、全然破綻なく。
逆光のポートレートもものともしない。
つまり何かと申しますと、
「もっとエルマー使うからごめんね」ということなんですね。
3年近く熟成してしまった名レンズっ!やっぱりバルナックに装着して使いたいですね。ヌーキーも付くしね!
Flickrから直接貼って投稿と写真を作る工程
Flickrが有料になった。
正確には容量が1000枚上限になったりしたわけだけど、
このアーカイブが無くなると検索できなくなってあら大変。というわけで早速有料版にしました。
でもまあ、ようやくオフィシャルのスマホアプリもリリースされましたし。まぁいいかと。そういう事かと思いましたけどね。
- フィルムで写真を撮る
- 自分でフィルム現像
- ネガをスキャンする
- PCで補正する
- Flickrにアップロード
この工程を経てようやくブログにアップしたりするので、夏の写真がようやくできあがったり、子供が赤ちゃんだった時の写真が出来上がったりするのだ。
しかし、そんなしつこいカラーネガも自家現像のおかげでようやく撮影済みのストックが全部現像できた!!
そしてここから始まるスキャン祭り-_-;)
めんどくせー!
面倒臭さが良い時もあるんだけど、圧倒的に面倒。
レコードも聞くの好きだけど、セットするの面倒。
その面倒が良いという風潮があるが、もうちょっと手軽が良いよ。