ブラ○モトシ 寺社編 vol.6 駒込富士
さて、今回のブラモトシ。
二回に渡って富士塚をご紹介したいと思います。
今回はJR駒込駅からほど近い駒込富士にブラモトシ。
赤丸が駒込富士。青丸は今まで巡ってきたところですね。
ところで、
一、富士
二、鷹
三、なすび
この初夢にみたら良いことがある、って節。
これ駒込が発祥なんですって。
二の「鷹」はブラモトシ第二回で行った「鷹匠屋敷」
ブラ○モトシ vol.2 本駒込 御鷹匠屋敷 天祖神社 - ブラ○モトシ
そして、一の「富士」が今回いった駒込富士。
三のなすびはこの辺りで名産だった「駒込なす」のことなんです。
これまで巡ってきた中でこの辺りは「土物屋多し」と地図に書かれていることが多かったですが、土物屋とは八百屋のこと。
江戸の郊外で採れた野菜を寺社門前町であるこの辺りで販売してたんでしょうね~。
駒込富士、登ってみた。
富士塚ってのは富士山の模型みたいなもんで、
江戸時代「富士講」という富士山登ろうぜサークルが流行った折に、
「そんなちょくちょく静岡まで行ってられんよ」
そんな合理的な(?)考えの元、江戸各地に作られたミニ富士山さんです。プチ富士でもいいか。
ここが駒込富士の入り口。
この鳥居がいつ建てられたかわからないですが、この辺りから同好会色がぷんぷんしてきます。
なんというかこの赤い縁取りとか昔の観光地ぽくないですか?
そう、江戸時代はこんなところが観光地だったんです。
写真は適当ですが、こっちが山の前の境内。
というか広場。集合場所って感じしますよね~
この階段を登って山頂の本殿へ向かいます。
かなり急です、どれぐらい急なのかを撮るのに少し考えましたが、これぐらい急です。
で、登りきって登頂~なわけですが、この辺りで駒込ブラブラしすぎてハァハァしてました(笑)
よって本殿は撮り忘れ。。。
こんな感じで、山の周りをまるで富士山を登るかのごとく、道がぐるりとしています。
草木がぼうぼうと生えていて雰囲気はたっぷりなんですが、ふとみると近くの民家の洗濯物とか見えます(笑)
山道を小1分。無事下山です。
下山途中にちょっとした広場がまたあって、小塚とか小社とかあるんですよ。
江戸時代だったらもーここでワイノワイノですね。
ただ、21世紀の現代。人は僕一人でした…。
そして山道最後の階段を降り切った先には・・・・・
小学生がPSPでアドホック対戦中...orz
いやーこの雰囲気のなさがたまりませんね~
間違ってもカップルで行ってはいけないですね。
ただ誰もいないって点では高校生カップルにはオススメ★
レクリエーションとは!?
江戸の一大レクリエーション施設「富士塚」。
次回紹介予定の白山富士もあわせて、いままでいくつか登山してきましたが・・・。
楽しみに満ち溢れた現代。
いまいち楽しさはわかりませんでした(苦笑)
ただ、テレビもない時代。
あの遠くに見える日本一高いという山を登った気になれる…これほど素敵な体験はなかったはず!!
でも、待てよ。
そこはシタタカな江戸っ子。これくらいの大きさは住宅地サイズであって、
もっとスケールの大きなミニ富士を作ろうと思っても不思議ではないのでは!?
この辺りはまた一調べ必要ですね。。
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さて、次回は駒込富士から目と鼻の先。
「白山富士」をご紹介したいと思います~