ブラ○モトシ 総集編 「坂道を撮る!」その1
ということで、今年1年いろいろ撮ってきた写真を振り返ると共に、
2013年はどうやって写真を楽しんで行こうかと、自分なりに考えるコーナー。
まずは坂道編から。
第1回 文京区逸見坂
2012/3/15 トイカメラモードで不思議雰囲気に。Pentax K-x × Supertakumar 55/1.8
»ブラ○モトシ 坂道編 vol.1 文京区 逸見坂 - ブラ○モトシ
「坂道を撮る」と言ってもただそのまま撮ったらただの道路。
坂道の写真を撮るのは「坂の魅力を知ってほしい」から。
散歩が好きな人には絶対に坂道の魅力を知ってほしいと思ったのだ!
※ちなみに、寺社や坂道ってのは江戸時代からそんなに場所が変わってないから歴史を知るのには格好の資料でもあるのだ!
と、心に決めて初めて撮影したこの坂ではK-xに換算82mmの中望遠で撮った。
細長く遮蔽物が無い坂だと意外に中望遠位の画角が撮りやすい。
この坂はあまりにも閑静な住宅街の中だったので、トイカメラモードに切り替えて少し浮世離れした雰囲気に仕上げたかった。
数枚とってもあまりピンとこない。
そこで、人物を入れて坂道に動感を付けてみては?と考えた。
しばらくすると少しずつ誰かが歩いてくる。
色々撮った中でご老人がゆっくりと坂を下るこの一枚に決めた。
ただこの一枚では坂のずーっと続いていく様が伝わらないので、一団が坂を上っていく頂点で空を飛ばし気味に一枚撮った。
第2回 文京区三百坂
2012/4/12 色彩を工夫して撮る。 Pentax K-x × Supertakumar 55/1.8
ブラ○モトシ 坂道編 vol.2 文京区 三百坂 - ブラ○モトシ
2つ目の坂は「三百坂」
手塚治虫の「陽だまりの樹」の舞台でもある坂でいわれもある坂だがイマイチ雰囲気が無い。
小学校や中学校に囲まれた裏門があるような坂なだけで、2回目から撮影に難儀な坂を選んでしまった。
この坂の特徴はとにかく長いことで、登り切るのに徒歩で4、5分はかかる。
そこで一枚は彩度高めの暗めの写真を、少し低い位置から撮ることにした。
一見何もないような中に、今にも誰かが走ってきそうなそんな雰囲気を狙った。
第3回 文京区蓮華寺坂
2012/4/12 いつどんな時もカメラを持つ。 Konica C35e&l
ブラ○モトシ 坂道編 vol.3 文京区蓮華寺坂 - ブラ○モトシ
この写真はバイクにまたがりながら撮った。
どんな時もカメラをの気持ちでバイクに乗る時にもカメラをぶら下げるようにしてたから撮れた一枚。
蓮華寺坂は五代将軍綱吉が将軍職に付く以前「館林候」時代に築いた「白山御殿」へと続く坂。
この先にはその名も「御殿坂」もある。
そんなお屋敷が続く界隈をちょっと伏し目がちに歩く女性が江戸時代にもいたかもしれない。
第4回 文京区三浦坂
2012/4/19 色々な画角で。 Canon A-1 × FD24/50/135
ブラ○モトシ 坂道編 vol.2 文京区 三百坂 - ブラ○モトシ
知らない坂を撮るのも難しいが、あまりにも知っている坂を撮るのも難しい。
広角・標準・望遠と3タイプのレンズで色々撮ってみた。
この坂は坂そのものが魅力的なのであまり奇をてらわずに、魅力的な位置を探しながら撮った。
何度見ても坂上部分と坂下部分の高低差のラインが絶妙だ。
冒頭の写真は坂中腹にある「ねんねこ屋」付近での一枚。
たまたま上手く女性と赤ちゃんがレンズの前に入ってくれた。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
ふー。
少し真面目に文章を書くと一気にHPが減りますな。
でも今日は薬指もなおったし、酔ってもないから意外とスムーズ。
ふり返りながら今後の課題も見えてきた!
次回は後編~