ブラ○モトシ 日光御成道編1日目 #1駒込、寺町を行く
【あらすじ】
日光街道を日本橋から日光鉢石宿まで無事歩き終わり、さて次は、ということで歩き始めた「日光御成道」。
中山道との追分本郷から、日光道と合流する幸手追分までの47.5キロ。
さあ、出発します。
いまここ!
御成道はここ、幸手で合流するまでの道のりですが、文京区本郷までは中山道と同じ行程となります。
そこで今回は本郷追分に近い東大前駅から、追分まで少し戻ってスタートしたいと思います!
これまでのログはこちら。
あれ?間違って本駒込からスタート!
さあ、着きました本駒込駅。朝8時30分です。
夏も本番に差し掛かる直前。直射日光が暑いです!
ええっと、できるだけ追分に近い出口から出て、、、、
こっちから来たから、こっちが南だよね。
ん?「駒本小学校前」?
ガーン(゚д゚lll)
向かう方向も違うし、なにより降りる駅間違ってる!
まぁこのまま進んじゃおう!
さて、気を取り直して、さっそくGO!
駒込は寺町がずーっと続いて参ります。
さっそく、天栄寺の門前には「駒込土物店跡」の碑が。
なるほどね。北関東から来てここでみんな休んでいたんですね~。
上りと下りって雰囲気違うから、また逆に歩くのも良いかもしれません。
んが、とりあえず今回は下っていかねば!
ちょうどこの辺りの旧町名の解説板が。
それじゃあこれに則って立ち寄ってみますか。
目赤不動尊
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ここは以前にもブラブラっと訪れていました。
江戸には5か所(黄が2か所あるので正確には6か所ですね)の不動があります。
有名な目黒と目白は共にJRの駅名に。
目青と目黄、そしてこちらが目赤というわけですね。
もともとは赤目不動だったのが、うんぬん。
うんぬんはこれまでのログからどうぞ。
ブラ○モトシ 寺社編 vol.4 目赤不動 - ブラ○モトシ
ブラ○モトシ 寺社編 vol.5 駒込いろいろ寺社巡り - ブラ○モトシ
ブラ○モトシ vol.1 田端 東覚寺 - ブラ○モトシ
養昌寺
ブラ○モトシ 寺社編 vol.5 駒込いろいろ寺社巡り - ブラ○モトシ
先の案内板にもあるとおり、半井桃水さんのお墓があります。
半井湛太郎・藤の4人弟妹の長男として対馬厳原藩、現在の長崎県対馬市厳原町に生まれる。父の仕事の関係で少年期は釜山で過ごす。
~中略~
1891年(明治24年)から連載した長編「胡沙吹く風」が代表作。同年、樋口一葉が門下に加わる。一葉の処女作「闇桜」は桃水の校閲を経て『武蔵野』に発表された。しかし翌年、一葉は門下を離れた。一葉と恋人関係にあったという噂が当時からあった。その後死去まで三百編以上の小説を書いたが、今では読む人もいない。その他の著名な作品に「天狗廻状」「義民加助」などがある。長唄や俗曲などにも詳しくいくつかの作詞をしている。
~中略~
未だに本格的な伝記はないが、対馬市厳原町中村の生家跡とされる場所に半井桃水館がある。
半井桃水 - Wikipedia
長崎県対馬に本当にありました。本当にってことはないかw
半井桃水館ウェブサイト | 対馬と自然と樋口一葉 | 나카라이 도스이 관
300編も小説書いて「今では読む人もいない」とはこれいかに。
なんか謎が深まりますね。
ほどなく道の向こうには吉祥院が見えて参りました。
ここも以前にブラッと立ち寄ってました。
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しかし、寺多し!
全部寄っているときりがないので、街道を北に急ぎます。
駒込富士、六義園、駒込駅
ここも例に漏れず、以前訪れていますので、外側だけパシャ。
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左手には六義園が見えて参りました。
六義園は、徳川5代将軍・徳川綱吉の側用人・柳沢吉保が、自らの下屋敷として造営した大名庭園である。
六義園 - Wikipedia
そして、JR駒込駅が右側にありました。
昔に比べるとずいぶんと大きく立派な駅になりましたね~。
地蔵と言えば、隣の巣鴨駅が有名なのですが、あちらはちょうど中山道なんですよね。
こっちは御成道、別名岩槻街道です。
ちょっと位置関係を確認してみますと、こんな感じ。
中山道の下には都営三田線が、そして御成道には東京メトロ南北線が走っています。
南北線は赤羽岩淵駅から先は埼玉高速鉄道に接続し、浦和美園駅まで続きますが、
この沿線が御成道とほぼ一緒ですので、この路線との旅がしばらく続きます。
御成道にもいくつか宿場があり、本郷から出て最初の岩淵宿、川口宿、鳩ヶ谷宿、大門宿、岩槻宿、そして幸手で日光道に合流となります。
おっと、地蔵のところで脇道にそれましたが、街道はまだまだ続きます~。