ブラ○モトシ 東海道編 三日目 戸塚~大磯#4 牡丹餅・南湖・丁髷塚…平塚宿までもう少し
【あらすじ】
旧東海道を歩いて日本橋から京都まで行く旅(行ったり帰ったり)三日目は戸塚宿を早朝にスタート。目指すは平塚宿。途中の藤沢宿を後にしたところで雨降り…途中「上生寺」で休憩していると急に晴天に…。まもなく茅ケ崎、三日目もあと少し。
現在地はここ!
デジカメのGPSでログをとってみました。
ロガーのスイッチをOFFにしておかないと、デジカメがOFFでもどんどん記録しちゃうんですよね。
なので帰りの電車、平塚駅まで記録されてますA^^;)
これまでのログはこちら。
【一日目】
ブラ○モトシ 東海道編 一日目 日本橋~川崎#1 日本橋到着&雨 - ブラ○モトシⅢf
ブラ○モトシ 東海道編 一日目 日本橋~川崎#2 品川までのみどころ - ブラ○モトシⅢf
ブラ○モトシ 東海道編 一日目 日本橋~川崎#3 旧東海道と京急その1北品川から青物横丁 - ブラ○モトシⅢf
ブラ○モトシ 東海道編 一日目 日本橋~川崎#4 旧東海道と京急その2鮫洲から梅屋敷 - ブラ○モトシⅢf
ブラ○モトシ 東海道編 一日目 日本橋~川崎#5 多摩川を超えろ! - ブラ○モトシⅢf【二日目】
ブラ○モトシ 東海道編 二日目 川崎~戸塚#1 川崎、朝立ち - ブラ○モトシⅢf
ブラ○モトシ 東海道編 二日目 川崎~戸塚#2 鶴見~生麦 - ブラ○モトシⅢf
ブラ○モトシ 東海道編 二日目 川崎~戸塚#3 生麦事件の碑~神奈川宿到着 - ブラ○モトシⅢf
ブラ○モトシ 東海道編 二日目 川崎~戸塚#4 神奈川宿場いろいろ - ブラ○モトシⅢf
ブラ○モトシ 東海道編 二日目 川崎~戸塚#5 保土ヶ谷宿到着! - ブラ○モトシⅢf
ブラ○モトシ 東海道編 二日目 川崎~戸塚#6 権太坂を超えて日暮れの戸塚宿へ - ブラ○モトシⅢf【三日目】
ブラ○モトシ 東海道編 三日目 戸塚~大磯#1 戸塚は海でなく山だった - ブラ○モトシⅢf
ブラ○モトシ 東海道編 三日目 戸塚~大磯#2 戸塚路~時宗総本山遊行寺へ - ブラ○モトシⅢf
ブラ○モトシ 東海道編 三日目 戸塚~大磯#3 藤沢宿到着~辻堂で天晴 - ブラ○モトシⅢf
ダイジェストムービー
ダイジェストムービー*1を作ってみました。ダイジェストムービーモードで撮影しています。
松林の茅ケ崎道
国道沿いは松林がそこここにあって、なんだか昔気分です。
けど、まぁここら辺にお住まいの皆さんは普通過ぎてなんとも思わないんでしょうけどねw
さて、住所も「松林」とまんまになってきたところで牡丹餅立場があったよという看板がありました。
藤沢~平塚間は距離もそこそこあったようで、四ツ谷・牡丹餅・南湖・八幡と四か所も立場があったそうですよ。立場ってのは休憩所的なね。
茅ケ崎高校の前で松並木の紹介板がありました。
ええと、これらはクロマツで昔から愛されてたよ。
ほら広重の「藤沢南湖の左富士」でもこの松並木が書かれてるでしょ。
ということが紹介されてました。
広重の保栄堂版「東海道五十三次」では藤沢は遊行寺が描かれてましたが「竪絵東海道」では南湖の左富士がかかれてるんです。
藤沢市|藤沢宿浮世絵紹介…風景画編
藤沢市のサイトに全種ありました。四ツ谷の追分なんかも書かれてるんですね~
現地を知ってると絵を見てもなんかリアリティーあっていいですね、あ、版画か、版画絵だからいいか。
茅ケ崎一里塚と市役所の灯篭
さて、時刻はそろそろ正午。
お腹もすいてきたしどこかないかなーと思ったら「イオン茅ケ崎店」が見えてきました。
ここならなんでもあるだろーと思って入ってみると…「シャッターショッピングモール」。。。
飲食店がぜんぜん入ってない。昔はあったのにないみたいな感じ、、、
ハンバーガー屋さんだけ1つあったんだけど、パンじゃなくってがっつりメシが食いたいんだよなーと言うことでパス。
そんなイオンを越えたらすぐに通りの反対側に「茅ケ崎一里塚」の碑がありました!
日本橋から14里目です。約56キロ。
そしてそこからほんのちょっと進むと茅ケ崎市役所がありまして、ここには例の灯篭が並んでました。
はい、上生寺にもあった上野寛永寺の灯篭です。
ここには四基ならんでました。
「おまえらも上野の方から来たのかい」と言ったか言わないか、いや言ってませんけど、そんな気分でまた進みます。
さすがにハラヘッタんですが、なんかこうメシっぽいお店がなく仕方なく「すき屋」へ。
うなぎと牛丼の相盛りですか、それは良いですね、とついでにスーパードライを…。
「お車ではございませんか?」
「はい。(歩きですw)」
中瓶をゴクゴク。まわりの羨ましそうな視線がたまりません。
うなぎとビール。なんかパワーも回復しまして先を急ぎます。
南湖の左富士
さて、いよいよ着きましたよ~「南湖の左富士」!
ちなみに南湖(なんご)と読みます。「なんこ」だと思ってた。
それから左富士ってのはこの通り左側に富士山が見えるってこと。いや見えるかどうかは運次第なんですが、物理的な要件としては左に見えるぞと。
東海道はずっと富士山が右手に見えるわけで、左に見える地点は珍しいわけですね。
ではいざ!左!
あ、左!
あれ?左…。やっぱだめか^^;
この先は工場に遮られて見えないし、、まぁ昔とは違いますからね~
でも見える時は見えるのかな?
橋を渡ると鶴嶺八幡宮の鳥居があります。ここ越しに富士山とか見えたら気持ち良かったんでしょうね~
さて、しばしテクテクしているとようやく平塚市の看板が見えてきました。
馬入(ばにゅう)橋で馬入川を渡ります。
馬入川って相模川の別名なんですって。
馬入橋を渡る
おお、橋の下にはヨット達。なんか海が近い感じがしてきましたよ。
神奈川宿で内陸に入って以来だから久しぶりの海っぽい感じ!
ほらほら、もうあれは湘南の海ですよ!
橋を渡ったすぐの「ホテルライフガーデン」にまたもや「明治天皇小休止の碑」!
ちょっと休んだだけで碑ですからさすがは陛下。
あと頼朝も多いよね~伊豆なんて頼朝だらけですから。
それから「ちょんまげ最中」!
なんだそりゃw
はい、その実態はこれ。
「丁髷塚」に由来してたんですね~
1838年、寒川神社の神輿が春に大磯で行われる国府祭(こうのまち)に渡御した帰りに、一ノ宮の寒川神社の氏子と四ノ宮の前鳥神社の氏子とが相模川の渡し場で争いを起こし、寒川神社の御神体(又は御輿)が川に落ちて行方不明となった。(数日後に発見され、茅ヶ崎の浜降祭の起源となったという説もある)。争いは裁判となり、代官江川英龍は四ノ宮の氏子16名に打首断罪の判決を下したが、処刑の日に代官はその丁髷だけを斬り落とし、打首に代えたという。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%81%E9%AB%B7%E5%A1%9A
さて、平塚宿はもう目の前。
かと思いきやJR平塚駅がもうすぐなだけで旧宿場はもうちょっと先なんだけど、この時は知らなかったのでしたww
もう少し続く…。
今日歩いたのはこの辺り
*1:僕のカメラキャノンSX280HSに搭載されてるモードで撮影の約4秒前までを動画で記録していてそれを勝手につなぎ合わせておいてくれるという機能です。 オークションでかったんですけど2013年製の一年落ちで全部盛りコンデジが一万円ちょいで買えるんだから驚きです。 Canon デジタルカメラ Power Shot SX280HS 約1210万画素 光学20倍ズーム ブラック PSSX280HS